1月2日シュレーダー邸に行ってきた

今日は朝6時に起きて用意を始めました。旦那さんを7時に起こして朝食の準備。今日はご飯とお味噌汁、ソーセージとサラダ、目玉焼き、あとアマノフーズで買っていた親子丼の具があったので、それもお湯で溶かして食べました。かなり豪華。というか相当多い。

アマノフーズの親子丼は高いだけあって結構美味しかったです。

9時前には出発して、9時半くらいの電車には乗りました。昨日から晴れ間が出ているからか空気がめちゃめちゃ冷たいです。これは日本くらい寒いなあ。私は腰にカイロを貼っています。ちなみに貼るタイプのカイロを持っていっていたので、使わないと捨てるだけだし、毎日腰に1枚貼っていました。


今日はユトレヒトのシュレーダー邸に行く予定です。ユトレヒト行きの電車は10分おきに出ていました。25分くらいでユトレヒトには到着します。電車の中で、日本で印刷してきたシュレーダー邸への地図とチケットをB&Bにあるスーツケースの中に忘れたことに気づきました。せっかく用意してきたのになあ。

しかし幸いなことにNSの電車内は無料のWifiが完備されており、ケータイで確認して地図とチケットをケータイのデータに保存することができました。とても便利。席もゆったりしていてとても快適。

あっという間にユトレヒトに到着。ユトレヒトの駅から8番のバスに乗って行きます。11時半からのガイドツアーだと思ってゆっくりしてたら、よく確認したら11時からのツアーだったので、急いで10時半のバスに乗りました。バスの運転手さんが親切な人で降りる停留所を教えてくれました。

バス停から降りて5分くらい歩いたらギリギリ10分前にシュレーダー邸に到着しました。

意外と小さいな〜というのが第一印象。

すぐ横にチケットオフィスがあるので、そこでケータイに保存したチケットを見せて、日本語のオーディオガイドを受け取ったら始まります。

大学の時にリートフェルトの設計したシュレーダー邸を勉強したのですが、残念ながら何を勉強したのか全く覚えていません。

この建物は約100年前に建てられたものです。その時は周りには何もなかったのでとても景色が良かったようですが、今は前に高速道路が走ってしまって景観はだいぶ悪くなってしまったようです。確かに100年前にこの建物が建っていたら、相当目立っていたと思います。

100年前にヨーロッパでこの色使いのこんな建物って絶対ないもんね。

朝一番のガイドツアーでしたが、この時間の参加者は10人以上はいました。私が予約した1ヶ月前くらいだとまだ2人しか予約してなかった。

オーディオガイドにしたがって1階を見たら2階に行くことができます。この建物の売りは2階にあります。

これは1階。当時ガラス戸の食器棚は珍しかったようです。


2階は小さな寝室とバストイレを除けば、ほぼワンルームになっています。そのワンルームを可動間仕切りで以下の3枚の写真にある3つの小さな部屋に分けることができます。可動部分には部屋へ入るためのドアもありました。

階段部分も間仕切りできっちりと仕切ることができるようになっていて、階段上のトップライトも閉めることができるようになっています。なんだか閉めるのに大変そうだったけど。

他にも雨戸のようなものが取り外し可能で、日中は部屋の中で置く場所が決まっていて、部屋に置くとデザインの一部になっているような工夫もありました。

部屋の角に柱を入れずに2枚の窓が観音開きのようになる部分がありました。窓を開けるととても開放的です。100年前にやっていたのはすごいです。ここのデスク周りの窓に囲まれたスペースが一番良かったです。

また、天井との境部分の壁を黒くして、天井を浮いているように見せる工夫もしているそうです。

今では一般的になっているような色々なことをこの時代にやったのがすごいです。

ただ、この建物が好きかと聞かれたらどうだろな、と考えてしまいます。ちょっと自分の好みとは違ったかな。

この照明は可愛かった。


高速道路を挟んで向こう側のアパートもリートフェルトの設計したものだったので、外観だけ見ることができました。

ガイドツアーは1時間で終了。可動間仕切りの様子などは案内のお兄さんが全部実演してくれるので分かりやすいです。


それからバスでまたユトレヒトの町に戻って、ぶらぶらと歩きました。ユトレヒトも素敵な町でした。ミッフィーが有名なんだけど、全くミッフィーを見に行かなかったな。ぶらぶらして入ったインテリアショップで気になったブランケットを購入しました。

疲れたので、駅ナカのアルバートハインでコーヒーと紅茶を買って、駅ナカのレオニダスでチョコを買って、電車内でお茶をしてアムステルダムに帰りました。

帰りがけに昨日気になっていたタコの置物と旦那さんが気に入った地球儀の置物を買って帰りました。帰りがけにいつも行ってるスーパーのアルバートハインの大きなお店があったからそこに寄って、夕飯のハンバーグの材料とお土産用のチョコを買って帰りました。

今日のハンバーグはとても美味しかったです。

そして夜は荷物をスーツケースに押し込んでみた。明日は帰る日です。あっという間で寂しいなあ。

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