門前の小僧習わぬ経を読む

さて今日はこの旅行最後の丸一日動ける日です。


今日は日本で予約を奥様がしていた世界遺産のシュローダー邸という建築物を見に行くことになっていました。

場所はユトレヒトという町にあります。


ユトレヒトはオランダ第4の都市。

ユトレヒトにはサッカーのクラブもあり、強豪です。

日本の藤田俊哉が長期で在籍もしていて、最近はいなくなってしまったけど選手引退後コーチとして所属もしていたはずです。

あとミッフィーの作者ブルーナさんの生まれ故郷?

でもあったと思います。


町の中心地自体はそこまで大きくはなく、軽く歩いて回れる程度。

中心にはとても高い塔のような宗教建築があり、オランダで一番高いDOMEだそうです。



まずユトレヒトまではアムステルダムから電車に乗って行くのですが、とりあえず電車に乗ることも完全になれました。さすがにここまで乗っていれば慣れるよね。

基本的に座れるし、座席の広さも余裕あるし、移動手段としてはとてもいいです。

FREE WIFIもあります。



さてシュローダー邸ですが、セントラルステーションからバスで15分

そこから歩いて5分くらい

という場所にあります。


狭い道路を二両編成のでかいバスでギリギリを攻めながら進みます。

すごい運転技術です。



シュローダー邸は未亡人のシュローダー夫人とリートフェルトさんという建築家さんが綿密に打ち合わせをしながら設計した建築物です。リートフェルトさんは基本的に家具を中心に設計していて、このシュローダー邸は処女作だったそうですだったそうです。



綿密に計画しすぎたのか何なのか分かりませんが、結果的にこのシュローダー邸の一室にリートフェルトさんのアトリエが入り、死ぬまで一緒に住んでるわけです。すごいですよね。西洋人って。挙げ句の果てにリートフェルトさんに設計させた家を立てるための土地をシュローダー夫人が購入するっていうほどの入れ込みよう。建築の素人の夫人の意見を吸い上げたこのシュローダー邸が有名になり、さらにその設計をした建築士はその建物が処女作ともなれば、夫人もまるで自分が著名な建築家になったような気分になってしまったのではないでしょうか。それか完全にパトロンになってしまったか。なかなか現在では考えられないシチュエーションです。



建物自体はとてもこじんまりとした建物で、この建物に夫人と一人の召使い、3人の子供が住むにはかなり狭い感じでした。

現在の建築に汎用されるような仕組みが100年前の建物にふんだんに使われ、さらに色々実用的で経済的な仕組みもちらほら。これは確かにすごいなぁって感じです。もしこれを素人の夫人が一枚噛んでたらすごいです。これを提案したのが夫人ではなくリートフェルトさんだったとしても、この意見を採用する施主さんが100年前にいる時点で、その施主さんは先見の明があるはずです。普通の女性なら、その当時の流行最先端程度のレベルのものしか受容しなかったはずです。


さてさて内容はネットを見てね。


そして見学終了後、ユトレヒトの中心地へ向かい町をぶらぶらします。


今日はとても寒く、風もなんか強い

あまりのんびり観光することなく、サクッと帰ってきてしまいました。


駅の構内でコーヒーを買って、LEONIDASというチョコレート屋さんでプラリネを5個購入しのんびりアムステルダムへ戻ります。

にしても快適快適です。



その後は怒涛のお土産購入です。



スタッフや親族、友人などなかなかめんどくさいけどやらないといけないものですよね。


大きさ、パッキングに適しているものなど色々検討し購入します。

奥様がパリに行った時に得た経験を踏まえて購入します。



もうそんなことしてるとあっという間に6時です。

そしてお店は全部閉まりました。


あとは帰って夕食を作り、明日帰国する準備を少しして、ブログ書いて寝るって感じです。


今日の夕食はハンバーグ。ソースはバルサミコと醤油です。

うまかった!!!


さて明日は帰国です。

飛行機の時間まで何してよ??


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