今日はパリ市内にあるコルビジェの建物を見に行く日です。
ラロッシュ=ジャンヌレ邸とコルビジェの住んでいたアパルトマン。
まずはラロッシュ=ジャンヌレ邸です。
今日もゆっくり出発しました。ラロッシュ邸はメトロの9番に乗ってJasminでおります。うちからだと2回乗り換えで少し行きづらいです。なんたって都内のメトロもそうかもしれないけど、乗り換えで結構歩くので時間かかるんだよね。だから最寄りの大きな駅が工事中ってすごく使い勝手が悪いです。かなり大回りで行かないといけないので。
Jasminの駅から歩いて5分くらいかな。行き方は事前にネットで調べて行ったので特に迷うこともありませんでした。周りは少し高級そうな住宅街です。着いたのが12時過ぎくらいになっていて、早速中に入ろうかと思ったら受付のお兄さんが13時半までお昼で出るから見られないと言われました。あと1時間以上あったので、じゃあアパルトマンもそうなのかなと思って、
コルビジェのアパルトマンは入れるか?と聞いたら、アパルトマンは予約が必要と言われました。
そんなことHPで書いてなかったので、私の英語の聞き取りが悪いのかなと思って、その場でまたdocomoの24時間980円の海外パケットを使って公式HPを調べたのですが、そんなこと書いてない!じゃあ私の聞き間違いだったのかなと思い、ラロッシュ邸の最寄りの駅から2駅隣に行けばアパルトマンの最寄りの駅に着くので、とりあえず行ってみようと思い行ってみることにしました。
コルビジェのアパルトマンもお昼で空いてない可能性もあるから、まずは行こうと思っていたテニスの全仏オープンが行われる会場のローランギャロスに行ってみることにしました。ここも最寄り駅が同じで、コルビジェのアパルトマンのすぐ近くなのです。駅から歩くこと15分くらいかな?この辺り一帯が大きな公園のようになっていて素敵な場所でした。
でも、全て工事中で全く中に入れなかった。道路からコートの壁が見えて、そこに優勝した選手の名前が刻まれているのが少しだけ見えました。ナダルっていうのが見えたからそこは写真撮っておいた。ショップ見たかったなー。
それから、歩いてコルビジェのアパルトマンに向かうことにしました。アパルトマンのすぐ向かいにラグビーのスタジアムがあるのですが、それを目印にすればいいからとても行きやすい場所です。ラグビーのスタジアムは幾何学模様?のスチールメッシュみたいなもので覆われていて、とても目立ちます。
そしてコルビジェのアパルトマンにつきました。ここの5階か6階か忘れたけど、そこがコルビジェが住んでいたところなんです。でも入り口にある表札みたいな看板を見て驚きました!土曜しかやってないって書いてある!!確かに今日見るなら予約が必要だったみたいです。
そんなのHPで書いてなかったしー。そこ一番重要なのになんでHPに載せないんだろう??日本人には理解不能です。
そして残念ですが、今回の旅でもう土曜日を迎えることがないので見れずに終わることになりました。あとで気づいたけどフランスの祝日もやってないみたいだから、先週の土曜は革命記念日で祝日だったし、その前の週の土曜はルイカレ邸行ってたからどっちみち見れなかったんだな。
というわけで気分を変えて、その近くにサッカーのパリサンジェルマンのスタジアムもあったので、そのショップに寄ることにしました。パリサンジェルマンのスタジアムはラグビースタジアムのすぐ向かいにあるのですが、なぜかショップはラグビースタジアムの1階に入っていました。
パリサンジェルマンのショップはシャンゼリゼ通りにもあったんだけど、お客さんがいっぱいで落ち着いてよく見れなかったし、商品も少なかったのですが、こちらはお客さんも少ないし商品も充実していたので、ゆっくり見ることができました。何も買わないだろうと思っていたけど、旦那さんへTシャツと母へのお土産にキャップを購入しました。このキャップが意外にも好評でした。
それからまたJasminへ戻ってラロッシュ邸に向かいました。
ラロッシュ邸に着いたのが14時過ぎでした。チャイムを鳴らすとお兄さんが入り口を開けてくれます。私は学生ではないので8ユーロ。10ユーロのお札を出したら8ユーロないのか?と言われ困って小銭を確認したけど、あいにく6ユーロしかなく、どっかで崩してくるしかないのかと困っていたら、OKと言われお釣りの2ユーロをくれました。確かに小銭を用意するのって大変なのは知ってますよ!私たちだってやってますからね。銀行行くの面倒だもんね!でもなんか高圧的で感じ悪かったなあ。
それから汚れないように靴の上からシャワーキャップみたいなのを履くよう指示されて、内部を見ることができました。
ラロッシュ=ジャンヌレ邸は1つの建物の左右でラロッシュさん宅とジャンヌレさん宅になっています。左右は行き来できません。ラロッシュさん宅は見学可能で、ジャンヌレ邸はコルビジェ財団の事務所になっているので中は見学できません。
ラロッシュ邸の方だけピロティの上に2層吹き抜けの展示スペースがあります。ラロッシュさんは銀行家で美術コレクターの方だったらしいので、そのような展示スペースがありました。
まず今調べて驚いたのが竣工が1925年で、もうすぐ100年だということ!100年前にこれを作っていたのは驚きです。今の時代にあってもデザイン的に全く遜色ないので、時代の超最先端をいっていたのが分かります。
ラロッシュ邸は玄関から入って3層吹き抜けの大きなホールがあり、左側は展示スペースや書斎、右側は生活スペースと分かれていて吹き抜けに面した大きな窓の前にある廊下で繋がれています。
相変わらず窓が多くて驚きます。普通鉄筋コンクリート造でもここまで窓を多く作らないんじゃないかな?入れられるだけ多くの窓を作ってるように私には感じられました。これだけ窓がたくさんあると光が溢れていて電気をつけなくてもとても明るかったです。
一番の見せ場の展示スペースも天井ぎりぎりの高いところに連続窓が両方の面でつけられていて、光が入ってとても明るく綺麗でした。
でもここは住宅街の真ん中にあるだけあって、場所によっては磨りガラスだったり、カーテンをしていました。やはり周りが森のようで素敵だったサヴォア邸の方がいいと思ってしまった。
でも屋上に出ると周りの家々がよく見えてそれも面白かったし、パリっぽいなって思いました。
やはりこちらの家も色々な色が使われていました。くすんだピンク、水色、青、茶色、エメラルドグリーン、ベージュ、クリーム色。使う色でその人の好みが分かるのもいいし、その人っぽいっていうのもいいな。
そんなわけで1時間くらいゆっくり見てから満足して帰ることにしました。
トイレも行きたかったのもあって、お茶でもしようかと思い、ガイドブックでも勧めていたラデュレに行ってみることにしました。私が行ったのはシャンゼリゼ通りのではなくマドレーヌ広場の近くにあるお店です。
メニューを見て、マカロンが有名だからマカロンが入ってるのにしようと思って見てたのですが、rose macaron with〜 litchiみたいに書いてあってこれ最後のスペルのリカーかな?酒だったら違うのにしようと思って店員さんに聞いたらライチって言われたので、ローズマカロンとライチって合うのかな?と思ったのですが、とりあえず注文してみました。
それで出てきたらとても可愛いマカロンで、少し感動。ローズマカロンとライチクリームがとても合って美味しかったー!周りについているフランボワーズもとても甘くて美味しかったです。写真だと小さく見えるかもしれないけど、適度な甘さがあって1個で十分なボリュームでした。
マカロンを食べ終え、紅茶を飲んでいて途中トイレを借りたのですが、トイレから帰ってきたら紅茶についていたお茶菓子のチョコがなくなっていました。あれ?と思っていたのですが、隣に座っていたおじさんがもらったよ!とおちゃめに言ってきたので、笑っていたら返してくれました。しかもおじさんのも1個くれました。なんかよく分からないけど日本にはないジョークをされたようでした。
それから、お茶をして元気が出てきたのでまだ行ってないところに行ってみようと思って、パッサージュに行きました。パッサージュとは天井がガラスで覆われているアーケードに小さなお店が並んでいるところです。私が行ったのはパサージュ・ジュフロア。そこでとても好みのお店を見つけました。
アンティークではないけれど、こういうお店好きです。クリスマスはすごいことになりそうだね。じっくり見てから気に入ったものを見せてもらい、かなり大きかったんだけど買ってきてしまいました。スーツケースには入らないから手持ちだろうなあとその時は思ってたんです。でも実際は奇跡的にそれもスーツケースに入ったけどね。
それから帰りにお土産用にとギャラリーラファイエットによってチョコを買って帰りました。
夜もちゃんと自分で夕食作りました。
今日の日記はかなり長い!
co-beach architects office
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